昨日は、やはり友人との話題は『騒音おばさん』の事でもちきりだった!
「引越し、引越し、さっさと引越し、しばくぞ!」と、妙にリズムに乗っての罵声は頭にこびりついてしまう。
周辺の住民の方達も、あの大音響を10年も聞き続けていたら、それは音の凶器で自律神経失調症にもなってしまうことだろう。
今回の事で静けさを取り戻し、やっと心静かに眠れるようになったであろう、周辺住民の方達のお心を察します。
ただ、セラピストとして彼女を見たとき、彼女の心にはいったいどこまで暗く深い闇が続いているのだろう?と思ってしまう。
彼女をあそこまで怒りの塊にさせたのはいったい何だったのだろう。
原因はご近所とのトラブルとはいうが…
10年もの長い月日を怒りの爆発に費やし、それでもなお次から次へと飛び出る罵声。
あれはまさに彼女の言う「あれは私の泣き声と悲鳴!」なのだろう。
周辺の住民の方達から見たら、本当にいい迷惑だろうと思うが、あれは周辺住民の方達に向けたものではなく、何かもっと根深い心の中からの、
『彼女の心の闇からの泣き声と悲鳴』
だったに違いないと感じる。
その闇の中で路頭に迷い、途方にくれてしまい、そして闇から抜け出る術を知らない彼女のとった行動があの騒音を鳴らし続ける事だったのだろう。
それが彼女なりのS.O.Sの発し方だったのだろうと思う。
きっとあれだけの大音響でなければならない程、彼女の心には暗く深い闇が巣食っているのだろう。
今回の事がきっかけとなり、彼女が心の闇から抜け出る手段を見つけられるような(カウンセラーや臨床心理士との)出会いがある事を望むばかりです。
彼女のことはニュースやワイドショーでしか知らず、彼女の性格や生育暦等もを知らずに語るのは、非常に危険な事ですので、これはいちセラピストのたわごととご了承下さい。